ブログ 宍道湖日記

うなぎ街道について(情報)

2014-07-08
うなぎ百選という、ウナギを専門に扱う雑誌に、出雲地方の「うなぎ街道」の記事が載せられていました。
「うなぎ街道」という言葉は、以前に中央新報の記事(添付の資料)になるまで存じませんでしたが、明治期のころまでに宍道湖・中海からウナギを大阪に運んだ、道のりのことなんだそうです。
うなぎ百選の記事の前文には、「~出雲と大阪、この二点を結んだのがうなぎ街道。全7日間の道中には、生きたうなぎを無事に運ぶ工夫がふんだんに盛り込まれていた。~」とあります。
 汽車もトラックも無い時代に鮮魚でウナギを輸送することは、大変なご苦労だったんでしょう。当時の方々に頭が下がります。
まもなく土用の丑の日、往時と比較すれば、現在の宍道湖のウナギ漁獲量は少ないかもしれませんが、今も変わらず宍道湖産の天然出雲ウナギとして食通の方の舌を愉しませてくれています。

斐伊川河口の浚渫と宍道湖への覆砂が実施されます(新聞記事より)

2014-07-04
斐伊川の河口域は、出雲特産の製鉄のため、古来から山が削られてきたことによって、一面に砂が堆積しています。
かつては汽船が往来し、採砂が行われていたために河口域も深みがありましたが、現在は砂をとることもなくなり、大変浅くなっている状況です。
浅い状況では、流下が阻害され水害の恐れもありますから、出雲河川事務所において斐伊川の河口浚渫が昨年より行われています。
浚渫した砂は記事にあるように、覆砂されますが、記事の中にある「岩盤」とは、一般的な岩とは異なり固めの粘土のような地層がむき出しになった場所のことです。
砂の散布によって、シジミの生息に適した環境が広がることを期待しています。
また、この斐伊川浚渫は、河口域全体を浚渫するのではなく、川の一部を水の通り道を作るように掘っていきますので、その通り道が生物の遡上などにも効果をもたらすことも合わせて期待しています。
 

斐伊川水系の渇水予報が掲載されています(情報)

2014-07-03
国交省の出雲河川事務所のHPに斐伊川水系の渇水予報が掲載され、節水が呼びかけられています。
 資料によると、5月の斐伊川の降水量は平年の半分以下になっていたようです。今後の雨の状況が気になるところです。

水草に関する会議が開催されました(新聞記事より)

2014-07-02
国・県・市の水草問題の担当者会が開催されました。
記事を見ると、今年の水草が昨年に比べて少ないイメージを持ちますが、この水草の話は昨年の話で、今年の話題ではありません。
 
現状は水草や藻類の繁茂も昨年に比べて多い印象を受けています。
これらは、やがて枯れて腐っていき、腐ると湖底に住むシジミが死んでしまいます。
漁師さんたちも操業が休みの水曜日などに回収を行っていますが、とってもとっても追いつかない状況です。
繁茂がひどいところでは、水面に浮き上がり写真3のように陸地のようになっていました。
藻刈船が準備されているようですが、早く稼働していただきたいものです。

浮葉植物のヒシが大発生しています(情報)

2014-06-30
宍道湖西岸の川で大発生(写真1)したヒシ(写真2)です。
固いトゲがあり、刺さると痛いヒシの実(写真3)から発芽しています。ヒシ本体の葉がスポンジ状に空気をためる構造なため、このように浮かび水面を覆うことができます。
この川では、エビやウナギなどの漁業がおこなわれていますが、この状況では船を出すことさえできません。
ヒシなどの浮葉植物が増殖しすぎて、水面を完全に覆ってしまうと、水面下が暗闇になり、酸欠になってしまうんだそうです。また、秋になるとこれらが一気に枯れて、底にたまり水質が悪化してしまいます。
地元の漁師さんたちで、道具を工夫しながら、人力で刈り出しを行っていますが、ヒシの増殖力を前になかなか追いつきそうにもない状況です。

宍道湖スズキの試食会が開催されました(新聞記事より)

2014-06-27
松江のNPO法人さんで、宍道湖産スズキの試食会が開催されました。
宍道湖の漁師さんが、スズキのしご(捌くこと)の仕方の講習もされたそうです。
淡白な魚なのでいろいろな味付けにあいますが、今回はしゃぶしゃぶで食べ、、皆さんから好評を得たようです。こうした活動を通して地元の食材や湖への愛着を深めていただけるとありがたく思います。
関係者の皆さま、お疲れ様でした。
 

しじみの体験学習を行いました(活動報告)

2014-06-26
水産庁の水産多面的事業発揮対策事業を活用して、漁協の青年部でしじみ漁の体験学習を行いました。
漁船十数隻でじょれんという漁具を利用し、持田小学校の44名の児童さんが漁業体験を行いました。
こうした活動は、持田小学校では今回が初めての活動だったそうです。
じょれんを介して、シジミを掻く振動や音が伝わり、普段はできない体験に児童のみなさんも大喜びでした。

しじみの採苗器の設置を行いました(活動報告)

2014-06-25
しじみの採苗器を設置した様子です。
宍道湖は今がシジミの産卵時期です。
この採苗事業は、宍道湖の湖心部にネットを吊るし、浮遊している幼生を採集して、その場で成長させ、秋に稚貝を浅場に放流する取り組みです。
宍道湖全体で今年は1200袋を設置しました。稚貝の確保に加え、その年の稚貝の状況を知る手掛かりともなっています。

HNKの番組で宍道湖が紹介されます。

2014-06-24
HNKの番組「フェイス」で宍道湖が紹介されます。
 
放送内容は下記のようです↓

島根県・宍道湖の名産シジミが激減。研究者が原因究明に取り組んでいる。中国から飛来するリンの影響や、湖の塩分濃度の変化により、生態系のバランスが崩れているという。研究を踏まえ、従来のように人の介入を抑制するのではなく、人の手を加えることで自然環境を守ろうという模索も始まった。番組では宍道湖の恵みがいかに微妙なバランスの上に成り立っているのかを伝え、それを守るために何が必要か、考える。

 
取材に際して漁協青年部の加茂会長さんが大変ご尽力されていました。本当にありがとうございました。

しじみの供養を行いました(活動報告)

2014-06-19
宍道湖西岸の出東地区でしじみの供養を行いました。
あらためて宍道湖の自然の恵みに感謝する一日となりました。
宍道湖漁業協同組合
〒690-0049
島根県松江市袖師町6-9
TEL.0852-21-3391
FAX.0852-31-1837

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