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漁協の取組み

放流のようす

ウナギの放流

ウナギは宍道湖の重要な漁業資源。
石の間など、ウナギが隠れられる生息適地を厳選し放流しています。

フナ(卵)の放流

つる植物の葉に無数のフナの卵が付着しています。
ヨシの中や船着き場など、生まれた稚魚が隠れやすい場所に放流します。

フナの放流

フナの未成魚を宍道湖各地に放流します。
フナは泥臭いイメージがありますが、宍道湖のフナは薄い塩水の中で育つため臭みがありません。
刺身や汁で食べられる貴重な冬の味覚です。

スジエビの放流

スジエビを宍道湖周辺の石積みの場所やヨシの中など、彼らが隠れられそうな場所に放流します。
宍道湖で漁獲対象となるエビは主に3種あり、本種とテナガエビ、そして七珍のモロゲエビ(ヨシエビ)です。

ワカサギふ化放流事業

資源減少の著しいワカサギを漁協のワカサギふ化場から放流します。
右の写真、おわんの中の黄色いものが卵になります。
卵を水槽の中に入れ、シュロ枠に付着させます。
卵を付けたシュロ枠を木枠の中にセットします。
ふ化場内の水槽に入れふ化させます。
2~3週間でふ化し、ふ化後水ごと宍道湖に放流します。

宍道湖産ワカサギのふ化放流

宍道湖ます網組合から提供いただいた、数少ない宍道湖産ワカサギをふ化場の水槽内で産卵させ1か月程度でふ化した仔魚を宍道湖に放流します。

シジミ採苗放流事業

宍道湖における蜆資源の減少に伴い、宍道湖湖心部において浮遊する蜆の幼生を人工的に採集し、生息地へ放流することにより、蜆資源を確保しています。
採苗の器具を取り上げています。
通常6月に設置して、10月に取り上げます。
採取されたシジミ稚貝です。
小豆くらいの大きさのものが多いですが、中には成長の良いものも混じっています。
採集した稚貝は生息適地の浅場に放流します。

湖底清掃事業

宍道湖がラムサール条約登録湿地となったことをうけ、国指定宍道湖鳥獣保護区のゴミを回収し、自然環境の保全を図ることを目的とした清掃活動です。一般的な清掃方法では手の届かない宍道湖湖底の清掃、回収、処分を行っています。

竹林魚礁設置事業

水産資源の増殖や魚介類の生息場所の確保のため、竹を使って魚礁を造成し管理しています。
宍道湖漁業協同組合
〒690-0049
島根県松江市袖師町6-9
TEL.0852-21-3391
 FAX.0852-31-1837

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