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ブログ 宍道湖日記

斐伊川河口の浚渫と宍道湖への覆砂が実施されます(新聞記事より)

2014-07-04
斐伊川の河口域は、出雲特産の製鉄のため、古来から山が削られてきたことによって、一面に砂が堆積しています。
かつては汽船が往来し、採砂が行われていたために河口域も深みがありましたが、現在は砂をとることもなくなり、大変浅くなっている状況です。
浅い状況では、流下が阻害され水害の恐れもありますから、出雲河川事務所において斐伊川の河口浚渫が昨年より行われています。
浚渫した砂は記事にあるように、覆砂されますが、記事の中にある「岩盤」とは、一般的な岩とは異なり固めの粘土のような地層がむき出しになった場所のことです。
砂の散布によって、シジミの生息に適した環境が広がることを期待しています。
また、この斐伊川浚渫は、河口域全体を浚渫するのではなく、川の一部を水の通り道を作るように掘っていきますので、その通り道が生物の遡上などにも効果をもたらすことも合わせて期待しています。
 
宍道湖漁業協同組合
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