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ブログ 宍道湖日記

春の資源量調査結果が公表されました(情報)

2014-08-05
 
春の資源量調査結果が島根県より公表されました。
以下に内容を添付します。
 
島根県水産技術センター内水面浅海部では、毎年春季と秋季の年2回、
宍道湖のヤマトシジミの資源量調査を実施。
 
1.資源量の状況
平成26年春季調査(6月18,19日に実施)の結果、宍道湖全体の
ヤマトシジミの資源重量は約5万1千トンと推定。
また、漁獲対象資源量(殻長17㎜以上)は約17,839トンと推定。

2.今回の資源水準
宍道湖のヤマトシジミの資源量は平成22年以降減少傾向が続いて
いたが、平成25年秋季に資源量が大幅に増加し、平成26年度春季には
約5万1千トンと過去の平均値(約3万6千トン)の1.4倍、前年
(約1万8千トン)の2.8倍となり、春季の資源量としては平成9年に
調査を開始して以来4番目に高い値となった。
漁獲の対象となるヤマトシジミについても平成25年秋季以降増加して
おり、その要因としては、漁業者による自主的な漁獲制限の取組みや
餌となる珪藻の優占などが考えられる。

3.今後の見通し
ヤマトシジミの殻長組成から、漁獲前の稚貝の個体数もすべてのサイズで
過去5ヶ年平均を上回っており、これらの稚貝が順調に生育すれば、
安定した漁獲が期待されるが、生息量の多い小型の稚貝が漁獲サイズに
達するにはあと2~3年程度はかかるため、今後の動向を注視する必要がある。
宍道湖漁業協同組合
〒690-0049
島根県松江市袖師町6-9
TEL.0852-21-3391
 FAX.0852-31-1837

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